「史上初を目指す!」
このキャッチフレーズには4つの意味があります。
一つ目は、ソフトテニスの実績において、過去の歴史の誰もがなし得なかった新しい歴史を作り出そうというものです。例えば、滋賀県勢として初の全国優勝をするとか、初の近畿優勝をするとかです。
二つ目は、自分自身の中の史上初を目指します。例えば、「今まではこんなプレーができなかったが今ではこんなプレーができるようになった。」や「今までは県大会すら出場できなかったが高校ではこんなに勝てるようになった。」というものです。
三つ目は、ソフトテニス以外の部分での史上初を目指します。例えば「今まではテストの点数もいつも50点ぐらいだったが今では70点は取れるようになった。」や「今まではすぐにあきらめていたが今ではとても粘り強くなった。」というものです。
四つ目は、カラーです。横断幕は白地に赤文字でキャッチフレーズが書かれ、白地の生地には大商魂の文字が染め抜かれています。これは日の丸カラーです。大津商業高校からナショナルチームの選手を目指してという願いが込められています。
このキャッチフレーズの語尾は「目指せ!」では無く「目指す!」です。誰かに命令されてやるのでは無く、大商ソフトテニス部員は自分自身の決意として日々取り組んでいます。
今までを超えようとするとき、人間は新しい発想や方法が必要になってきます。過去の出来事や反省・課題を踏まえて新しいものへと取り組みます。もちろん過去の良い点は継承しつつですが、常にもっと良い方法があるのではないか?どうしたらできるようになるのか?そういうことを勇気を持って実践していきたいものです。